病院の薬剤師

皆さんは薬剤師という職業についてはよくご存知だと思います。

皆さんのイメージでは、薬剤師は病院内で白衣を着て働いている、といったイメージではないでしょうか。

もし皆さんが大型総合病院に行って診察を受けたときに、最後に病院内の薬局で薬を受け取ります。

そこで働いている人と言うイメージではないでしょうか。

実際には薬剤師の働き場は病院や診療所等の医療施設だけに限らないのですが、ここでは薬剤師の勤務場所、薬剤師の資格が生かされる働き場について紹介します。

ここでは私達が薬剤師と聞いて真っ先に取り上げるであろう病院での薬剤師について紹介します。

病院内で働く薬剤師は医師の指示の下で働くことになります。

特に大型病院では医師の指示の下、看護師、看護婦等の医療スタッフがチームのような形を作って患者の診察に当たることになります。

従って病院での薬剤師は所謂コ・メディカルに分類される場合もあります。

病院内でも薬剤師は医師の処方する処方箋に基づいて調剤を行なうことになります。

但し外の薬局での場合と異なり、病院では注射剤等の調剤も多くなっています。

また先に医療スタッフとチームのような形で勤務する、と書きましたが、病院勤務の薬剤師はこのほかにも、感染制御チーム、治験審査委員会、栄養サポートチーム等のメンバーとしての活動を行なうこともある。

特に大型総合病院の場合、患者の治療以外にもいろいろな役割が求められているため、薬剤師もそれに応じていろいろな役割を担うことになります。

また薬剤師には医療法上の制限や規制も多く、例えば一定数の専属の薬剤師を配置しなければ、原則として特定機能病院を開設することはできなくなっています。

また医療法等により、病院等には医薬品の適正使用のために医薬品安全管理責任者と呼ばれる責任者の設置が義務づけられています。

それにも専門の薬剤師は就くことになっています。

なお、先に触れた医療法の第18条では「病院又は医師が常時三人以上勤務する診療所にあっては」専属の薬剤師を配置する必要がありますが、都道府県知事の許可を受けた場合はこの限りではないといった例外規定もあります。

いずれにせよ大型の病院には必ず薬剤師がいるわけで、このことが薬剤師イコール大型病院といった我々の薬剤師に対するイメージの醸成に繋がっているとも言えます。